スキンケアの達人

   

アルコールフリーのスキンケアをすすめる理由

低価格帯の化粧水の成分内容を詳しく見てみると、必ず含まれているのがフェノキシエタノールです。これはアルコール成分で、この成分が含まれているスキンケア商品は要注意です。人によってはアレルギーを引き起こしてしまうため、肌トラブルが生じてしまう人も少なくないといいます。ただ、含まれている陵は微量なので、敏感肌でなければそれほど心配する必要はありません。アルコールが低価格帯の化粧水などに含まれている理由としては、肌を引き締める効果があるためです。また、防腐剤の役割を担っているので、化粧水を長持ちさせるためにはこの成分が不可欠であるのです。特に、価格の安い化粧水の場合、コストの安い成分を使用する傾向が強いです。フェノキシエタノールはその代表例であり、安い成分を使用するためにこのようなエタノール系の成分が含まれていることはよくあることなのです。エタノールの効用としては、お肌を引き締める以外にも肌に清涼感を与える効果を期待できます。エタノール入りの化粧水を肌につけた時に、すっきりとした清涼感を得ることができるのもこのような成分の働きによるものであることが考えられるのです。
ほとんどの方にとってはエタノールはお肌に害を及ぼすことはありませんが、敏感肌の方には大敵であると言えるのではないでしょうか。多かれ少なかれ肌への刺激を与える成分であるため、敏感肌の方の場合はその刺激によって肌荒れを起こしてしまう場合があります。その結果、エタノールの影響で肌が痒くなったり、刺激に対して肌が敏感になってしまうことがしばしばあるのです。そうした肌荒れや敏感肌の方におすすめしたいのが、アルコールフリーのスキンケア商品です。フェノキシエタノールなどの成分が含まれていないので、刺激が少なく敏感肌の方でも安心して使い続けることができると言われています。アルコールに対して肌が弱いと感じることがあるのであれば、直ちにそのスキンケア商品の使用をやめて、肌に優しいアルコールフリーの基礎化粧品を使うことが好ましいです。エタノールには肌を乾燥させる効果が含まれているため、乾燥肌にはあまり適した成分ではないと言われています。そのような事情からできるだけエタノールを含まない化粧水を使うことで、肌への刺激を軽減することができるのです。ただし、エタノールを含まない化粧水に関しては、無添加を謳った商品が多く、使用期限が短いのが特徴です。開封後はできる限り早く使うことで化粧水の劣化を防ぐことができます。無添加の基礎化粧品の場合、最低でも2ヶ月以内には使い切るようにすることが、スキンケア商品の劣化が始まる前に使い終えてしまうことが好ましいのです。
最後に、エタノールが含まれているからと言って必ずしも肌に害をもたらすとは限らないということを付け加えておく必要があります。最近では、日本酒の成分に美肌効果が高いということが研究などでわかってきており、日本酒の醸造会社がスキンケアコスメを製造販売することが増えてきました。純米酒を使用した化粧水には、もちろんエタノールが含まれていますが、肌のしっとりとさせるだけでなく美白効果も期待することができると言われています。このように、エタノールが含まれる商品が全て悪いかといえば全くそういうことではなく、アレルギーがあったり敏感肌の人は合わない場合が多いということを指摘しておく必要があります。肌が弱い人、敏感肌の人にはアルコールフリーのスキンケア商品をお勧めするのであって、エタノールがすべて肌に害悪をもたらすというわけではありません。自分の肌の特性を知り、肌にあった商品を選びたいものです。

アレルギー , エタノール , 乾燥肌 , 化粧水